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さくら看護部ブログ 佐倉病院看護部の様子を、現場の看護師がお伝えします。

アセスメント研修3連発!!

皆様1か月ぶりのご無沙汰です。
寒くなってきましたね~。

寒い季節に流行る、感染性胃腸炎やインフルエンザの話がちょくちょく病院内でも聞こえてきました
(~_~;)

佐倉病院では特に健康上の問題がない限り全職員が、インフルエンザの予防接種を病院で受けることになっています。

学生のころは、クリニックを受診してたのに、看護師になるとそんな特権が・・・と思っていたら、患者さんを守るためにも予防できる病気は予防するのが医療者としての責任‼ と先輩から教えられ、なるほどと思いつつ、身が引き締まりました
(^。^)y-.。o○

もちろん、普段からの手洗いもきちんと行って、この流行にはのらないように頑張ります!(^^)!


ところで、今回は3か月にわたって行なわれたアセスメント関連の研修のご報告ですぅ~~。



<腹部触診>
<腹部聴診>
まずは、9月に行われた「フィジカルアセスメント基礎編」でのフィジカルイグザミネーションの研修風景です。

学生の頃にもたくさん学習したんですけど、根拠を忘れていたというか、曖昧になってたというか・・・(>_<)(>_<)

インストラクターをしてくれた各部署の主任さんたちの説明を聞き、「あぁ‼」と思い出し、学生の頃とは違ってすんなり入ってよく理解できました(^^♪

これからは、
根拠をもって日々活用するよう精進します‼
<GCSでの意識レベル確認>
<瞳孔確認>
<呼吸音・心音聴取>
<背部から呼吸音聴取>



呼吸、循環、腹部、意識の4つのイグザミネーションをおさらいして、10月は「フィジカルアセスメント統合編」ということで、全身麻酔手術後翌日の患者さん、入院中に意識レベルが変化した患者さん、2事例をそれぞれファシリテーターの指導のもと、グループでのフィジカルアセスメントを実施しました。

<模擬患者での情報収集中>
<みんなでアセスメント中>

手術中の出来事や入院直前後の状態、その後の経過や治療を考慮し、今身体の中はどうなっているか
そして、発生する合併症のリスクアセスメントを行い、合併症発症の判断根拠は何か。
今後、どのような展開が予測されるのか。


などなど、様々なことを判断する根拠となる情報を意図的にかつ適切に収集し、それらをつなぎ合わせるための知識が必要なんだということを痛感しました
(~_~;)(>_<)


忙しさにかまけて、流されていたことを反省
(;一_一)

<講師からの解説>
研修の最後には、事例の解説としての講義を救急と集中ケアの認定看護師さんから受けて、多くの学びがあった半日でした~~(*^^)v




<記録委員会委員長からの講義>
<領域別アセスメント中>
<領域別アセスメント中>


11月は佐倉病院で採用している
NANDA‐Iデータベースの13領域のアセスメントを行い、各領域のアセスメントを統合して、入院時(または設定した時)の患者の全体像を把握し理解し、看護診断を導き看護過程の展開へという研修でした。

そういえば、フィジカルアセスメントの研修の時にファシリテーターの教育委員の人が言ってたな~~。

フィジカルアセスメントは全人的に患者さんを捉えるための入口だって。

病気を抱えて生活する人の支援をするには、身体や病気の事だけでは不十分だよね。
家族の状況や、社会的な立場、今の考えや心理的状態、その人にかかわる様々なことを理解できていないと‼

改めて考えるとわかるんだけど、まだまだいろんなことに時間がかかるので、どうしても目先のことだけに気が向いてしまって、しっかり考える事ができていない時あるかも・・・(>_<)


よ~し、来年は流されずにがんばるぞ\(~o~)/


来年もよろしくお願いします<m(__)m>

投稿日:2014年12月29日10時00分| 投稿者: 新人ナースの成長日記| カテゴリ: 研修


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