外来の検査治療部門

こんにちは!
3年目看護師のTです。
私は1年目から外来で勤務しています。     
通院しながら治療を続けている患者さんの「生活を支える看護」に関心がありました。
外来は、短時間の関りの中で患者さんの状況を把握し、生活背景に配慮した支援が求められる場だと感じ、1年目からそのような力を身につけたいと思い、希望しました。

外来には、1日に約1000人もの患者さんが診察や治療、検査などを受けに訪れます。
 
外来は診療部門、検査治療部門、救急外来の3つの部門に分かれています。
本日は検査治療部門の中でも主に治療を行なっている透析室、化学療法室、放射線治療室をご紹介します。
 

【透析室】

ベッドは16床あります。
透析は長時間に渡るため、患者さんは思い思いに時間を過ごされています。

透析中の患者さんは急に状態が変化することがあるため、知識や多職種との情報共有が大切です。
そのため、医師・看護師・臨床工学士が一緒に勉強会やカンファレンスを行い、患者さんが安全に透析を受けられるように関わっています。


また、地域を支える基幹病院として災害時に役割を果たすことができるよう、定期的に災害時の緊急透析離脱から避難までの訓練も実施しています。



【化学療法室】

ベッドが3床、リクライニングシートが8床、合計11床あります。
カーテンでプライバシーを確保し、患者さんがテレビ鑑賞や読書等、自由な時間を過ごしながら治療ができるよう環境作りに努めています。

患者さんが安全に安心して治療を受けられるように、朝と夕方に多職種(医師、薬剤師)で情報共有をしています。

また、緩和ケア認定看護師が在籍しており、副作用に関する相談などを受け、治療と共にその人らしい生活が送れるよう支援を行っています。



【放射線治療室】

放射線治療室には、主にがんの患者さんが数日~数か月の間、治療のために通っています。
治療中は看護師が患者さんの体調を確認します。
毎日患者さんと関わるため副作用に注意していくだけでなく、信頼関係を築けるような関わりをしています。
また、初回の診察前にはがん看護専門看護師が問診を行い、医師と情報共有をしていきます。
その後の診察にも同席し、患者が安心して治療を受けられるように寄り添った看護を行っています。

多職種(医師、放射線技師)が関わりながら放射線治療の準備を行っているため、毎朝のカンファレンスも欠かせません。




外来での勤務を通じで、患者さんの「日常に寄り添う看護」の大切さを感じました。
短い時間の関わりではありますが、ちょっとした声かけを行い、表情の小さな変化に気がつけるようになった気がします。
限られた時間でも、患者さんにとって安心できる存在でありたいと、強く思っています。

外来看護に興味のある方、一緒に働いてみませんか?
大橋病院でお待ちしています!
 

投稿者:看護部リポート

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