災害支援ナースの活動
2024年06月20日みなさんこんにちは😁
当院の救急病棟には2名の災害支援ナースが在籍しています
今回は令和6年1月1日に発生した能登半島地震の災害支援ナースとして活動した取り組みについてお知らせをしたいと思います🎶
災害時の支援と聞いて、まず思い浮かべるのはDMATではないでしょうか
DMATは災害超急性期に被災地での医療を目的にチームで活動します
一方、災害支援ナースは、急性期~亜急性期に被災地の人々の健康維持や被災した地域の看護師を支えることを目的に活動します❗
<Kさん>
私は、穴水町の避難所で活動をしました❗
避難所では8か月の乳児から要介護認定を受けている高齢者まで、約120人が生活をされていました
様々な支援チームや団体、他職種と共に連携・協働し、必要な支援を“繋ぐ”ということも大切です
『色々と手伝い、力になりたい❗』と思うところですが、地域の人々が“被災者”から“生活者”へ戻れるよう支援するということが重要であり、病院での看護と通ずるものがあると感じています
-
巡回してきたDWATへ避難所情報提供(写真右端)
<Nさん>
-
保健師チームやDMATなどの専門チームとの協働(写真右端)
このような活動を通し、看護介入だけでなく、元の生活に近づけるように避難者のソーシャルサポート体制を整え、地域へ「繋ぐ」視点を持つことが重要であると感じました✨
今後は、微力ながら支援に携われたことを災害看護に興味があるスタッフに伝えていき、仲間を増やしていきたいと考えています😉
2名の活動については院内で報告会が開催されました✨
発生時からの時間経過で刻々と役割が変わっていくこと、
災害現場では自身の衣食住の確保や体調管理を行う力💪が必要となることなど
新たな学び👏がありました
投稿者:看護部リポート
カテゴリー:活動