先輩メッセージ
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先輩メッセージ
大橋病院:I.Aさん

大橋病院:I.Aさん

患者さんによりそい、温かい看護を!

大橋病院:I.Aさん
部 署:呼吸器内科・外科、婦人科、乳腺外科、神経内科(脳血管疾患以外)
勤務歴:0~1年
出身校:帝京平成大学
就職活動はいつから始めましたか。
2~3年生の間に病院の資料を取り寄せたり、合同就職説明会などに参加して医療や看護、教育体制などについて情報収集を行いました。3年生の後半に、自分が魅力に感じた病院へインターンシップに参加しました。インターンシップでは、資料や合同就職説明会で確認した内容と実際はどうなのか、看護師の患者さんに対する接し方などを見ることができました。実際の病院の雰囲気や教育体制などから、自分の看護師としての目標にあった病院を絞りこみ、最終学年である4年生の時に採用試験を受けました。
仕事をするにあたって心がけていることはありますか。
患者さんの身体的・心理的・社会的側面に注目しながら全体像を把握し、個別性に合わせた看護を提供できるように心がけています。また、チームの一員として、患者さんの状態や思いをチームで共有し、継続した看護を行っています。高齢で認知機能の低下のある患者さんに対しては、ユマニチュードを用いて、一つ一つの行動に真摯に向き合うことを大切に関わっています。課題を常に振り返り、患者さんにとってより良い看護が提供できる看護師に成長できるように頑張っています。
印象に残っているエピソードを教えてください。
患者さん自身ができることやできないことを把握したうえで、患者さんの持っている力を最大限に生かせるように、患者さんの強みに目を向けています。チームで共有しながら、元の生活に戻れるように、自立を促すケアを行います。あるとき、表情が暗く、意欲的な発言がみられなかった患者さんを受け持ちました。患者さんのできることに注目をして、意識して関わりを始めました。徐々に笑顔が増え、『今日はここまで出来ました。前より自分でできることが増えて嬉しいですね。これはできるかな。やってみようかな。』など前向きな発言がみられるようになり、とても嬉しかったです。
患者さんの反応や変化に目を向けてしっかりと向き合うこと、また、そのことをチームで共有し、個別性に合わせたケアを行っていくことが大切だと改めて感じました。
(2019年12月 記)